ごあいさつ

社会保険横浜中央病院(茂木立先生)

・外来は主にアレルギー性鼻炎の患者さんが多かったため、通年性アレルギー性鼻炎に対する減感作療法の症例を多数経験しました。

・またアレルギー性鼻炎に対するレーザー手術を年間何百例と行ったこともあり、アレルギー性鼻炎に対するレーザー治療についてその効果をまとめる機会を得て発表しました。

・研究は、同病院の上級医が内耳の形態に精通しており(また上級医のお父様が内耳形態の権威)、診療後の夜間に大学病院研究室でモルモットの内耳を摘出し、翌日は研究施設で最新の顕微鏡を用いた内耳の研究をする機会を得ました。その成果は日本耳科学会の基礎部門優秀賞を受賞しました。それは難聴などの内耳疾患の病態解明、良性発作性頭位めまい症、特に耳石器から耳石がおちる病態の解明の一助となったと思っています。